生まれはアフリカ!メロンをおいしく食べて健康美人に♪
夏になると旬を迎え、スーパーなどでもスイカと並んで人気のあるメロン。スイカにも魅力的な効能がありますが、意外と知られていないメロンの効能。メロンの栄養素の中で特に注目すべきはなんといってもカリウムです。スイカやバナナにも豊富に含まれるカリウムですが、メロンにはそれ以上に多く含まれています!
~カリウムの働き~
ナトリウム(塩分)を排除する役目があり、高血圧に効果があります。また、カリウムが不足すると筋肉が弱り障害を起こしやすくなるため、とても大切な栄養素です。
老化を遅らせ、若さを保つ
人間の体内では活性酸素が働くことにより、脂質・タンパク質・DNAなどは酸化していきます。メロンに含まれる抗酸化物質には、この活性酸素を取り除く力があるので、まさに美容の救世主!
メロンのタイプは3つ♪
メロンの種類は果肉の色によって分かれています。
- 赤肉系…夕張メロン、富良野メロンなど
- 青肉系…マスクメロン、アンデスメロンなど
- 白肉系…ホームランメロンなど
特に赤肉系メロンにはβ(ベータ)カロテンが豊富に含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに変わり、髪や皮ふ、粘膜などの健康維持、呼吸器系を守る、風邪予防の働きなどがあります。
甘いけど、カロリーは大丈夫? 食べる量・タイミングは?
メロンのカロリーは可食部100gあたり42kcalと、とっても低カロリー。しかしいくら食べてもOKというわけでなく、全体の90%が水分なので腹持ちが悪く、他のものを食べ過ぎてしまいがちに…。また、果糖は脂肪になりやすい成分なので、できるだけ朝~昼の間に食べることをオススメします。
その「わた」、もったいない!
メロンの種のまわりの「わた」は有効成分の宝庫。βカロテンが多いだけでなく、血行促進作用のあるアデノシンも豊富。甘みが強いので種ごとミキサーにかけるだけで立派なジュースに!
美味しいメロンの見分け方
最後に、美味しいメロンを見分けるためのポイントをご紹介します。
- 皮⇒アミ目が細かい(ネットメロンの場合)
- 重さ⇒重みがある
- 色⇒均等に色づいている
この3つのポイントを参考に、美味しいメロンで夏の暑さに備えましょう!