📒【2024年1月28日開催】2023年度第2回ローリング療法研究会のご案内

■ 日程：2024年1月28日（日） 10:00 – 16:00（昼休憩約1時間）

■ 会場：みのはらローリング治療院（川西ローリング健康センター）

■ 定員：10名程

■ 持ち物：ジャージ等ローリング施術を行いやすい服、タオル1枚、筆記用具

■ 通常参加費：講師 7,000円　1級 8,000円　2級 9,000円　無級 10,000円　一般 20,000円
（当日会場にて現金でお支払いください）

■ 早割参加費*：上記通常参加費から15％割引となります。
*〈早割〉
　　・12月28日までに申込みされ、参加費をお支払いいただけた方が対象となります。
　　・お支払いはクレジットカード決済(オンライン)となります。
　　・お支払い方法は、メールで参加申し込みをいただいた後、返信メールにてご案内いたします。
　　・原則お支払い後の返金は致しかねますのでご了承ください。

■ 申込：メールにて氏名、級を記載してお送りください(早割を適用されたい場合は、「早割希望」と記載してください)。

■ 申込期日: 2024年1月21日
（定員となり次第申し込みを終了とさせて頂きますのでご了承下さい）

《※ご注意》
・申込された方で申込期日を過ぎてキャンセルされる場合は、キャンセル料として参加費全額を後日お支払いいただきますのでご了承ください(銀行振込となります)。
________________________________________________________________________
当日のスケジュール

［午前の部］10:00 – 12:00
［内容］体幹回旋動作を楽にする脊柱起立筋群のリリーステクニック
［発表者］蓑原佑斗

　脊柱起立筋は棘筋・最長筋・腸肋筋の総称で、背部の中間層から深層に位置し、腰部から頸部まで広範囲に分布する筋群です。立位や座位の姿勢をつくるとき、これら筋群が活動することで脊柱を支え、姿勢を真っ直ぐに保つことができます。
　背部に凝りや痛みなどの不調を訴える人においては、脊柱起立筋群が緊張しているため症状を患っているケースが多くみられます。左右の脊柱起立筋群のバランスが均等に保たれていないと脊柱に湾曲が生じてしてしまうこともあり、さらには脊柱側弯症に至ることもあります。アスリートでは背部のオーバーワークにより脊柱起立筋に炎症を起こすことがあります。
　上記のような症状を持つ患者の背部を観察してみると、最長筋の膨隆部に左右で差が生じていることが顕著に見られます。このような方の背部を伏臥位で深部中ローリング器や深細部を使ってローリングする際、最長筋の膨隆部上をローラーが安定して転がらず苦労した経験を誰もがお持ちではないでしょうか？あるいは、腸肋筋のしこりをローリングするとき、その下層にある肋骨を痛めないか不安でやりにくさを感じたりする先生方もいらっしゃるかもしれません。
　このような”クセ”のある脊柱起立筋群のローリングでも、伏臥位より側臥位で行うと実は効率良く施術を行うことができます。そのためには、正しい器具選択とちょっとしたコツを掴まなければなりませんが、慣れれば伏臥位で行うよりも正確に、楽に、スピーディーに脊柱起立筋群の緊張をリリースできます。脊柱起立筋群のバランスを整え、体幹回旋動作を楽にし、脊柱の歪みや背部の不調を解消するローリングを身に付けましょう。

［午後の部①］13:00 – 14:30
［グループワーク］
［内容］美顔ローリング法

　健康と美容はいつの時代も人々にとって関心の尽きないテーマです。「美とは健康という土台の上に成り立つ」の前提から、健康体造りを目的とするローリング療法は美容分野でも効果的な療術だと考えています。
　”美容”と言ってもその範囲は大変広いですが、ローリングでできることは凝りの弛緩とそれに伴う血行促進でしょう。そこで今回は表情筋にアプローチし、明るい表情をつくる施術にチャレンジしてみたいと思います。表情筋は主に顔面部の筋を指しますが、それ以外に顔面に関連する筋膜や経絡まで調整する方法を模索していきます。
　流行に乗せられた美の追求ではなく、根本的な健康の土台造りを主とした美容ローリング法を研究してみましょう。

［午後の部②］14:45 – 16:00
［内容］スポーツローリング

　「20分で仕上げる全身スポーツローリング」を参加者で二人一組となり、お互いに施術をしあいっこします。全身の施術を20分でおこなうため、スピーディーで的確なローリングの技術を要します。
　施術をすることも受けることも、どちらも技術向上のために大切な要素です。特に普段なかなか自身でローリングを受けることがない先生方はこの機会に他の先生の施術を受けて学んでみてください。